病院長 鈴木 信吾
あいさつ
鈴木病院は、湘南の海を眺め、正面には大島、右手に江ノ島、そして富士山を頂き、左手には三浦半島を望む相模湾に面し、太陽と潮風を満喫しながら、心と体のケアをすることが出来ます。また、新しい病院理念のもと、私たちスタッフは、患者さん中心の医療を目指して、オーダーメード医療やチーム医療の充実、地域医療連携の強化、さらに、サービスの向上に努めています。
~お知らせ~
当院は鎌倉市で唯一結核専門病棟を有しておりましたが、平成18年10月を持ちまして、人工透析、および結核病棟をそれぞれ閉鎖いたしました。どちらも当院の特徴の1つとして長く続けて参りましたが、昨今の医療情勢の慌ただしい変化のため方向転換を余儀なくされました。特に、結核病棟は、西暦1911年4月1日に結核専門の鈴木療養所として発足して以来100年の長きにわたって脈々と受け継がれ、数多くの結核患者さんの治療に専心して参りましたが、当院のような民間の中小病院にはこれ以上の結核病棟の継続は不可能であり、結核医療における当院の役割は充分に果たしたと判断し、断腸の思いで病棟閉鎖に踏み切りました。
この度、人工透析、そして結核病棟を廃止してまで私たち鈴木病院が目指していくことは、より地域に密着した医療・介護を行なっていこうということに他なりません。一般病棟、医療療養病棟、介護病棟それぞれの機能を最大限に生かして、終身にわたる安心をお届けしたいと考えております。そこで、当院では、廃止した病棟を改修して、今迄以上に療養環境を充実させたくつろぎの空間を介護病棟として創出しました。特に南側病室は、正面に海を望めます。是非一度、ご見学にいらして下さい。
なお、結核病棟は、閉鎖致しましたが、引き続き、呼吸器専門外来は行いますので、陳旧性肺結核や非定型抗酸菌症などの患者さんは安心して御通院下さい。今後、当院では、ご利用いただきます方々により一層ご満足いただけますよう、リハビリテージョン施設の充実、人間ドック・健診システムの整備、訪問診療・訪問看護等の在宅サービスの拡充などを行なっていく予定であります。